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米Googleが、トランプ政権が「国家緊急事態」と称した実質的なファーウェイ禁止政策によって、
新しいGoogleブランドのスマートスピーカーの発売を見送ったと報じられています。

そのスピーカーはGoogle Assistantによる音声操作機能を備えており、今年9月にドイツ・ベルリンで
開催されるIFA 2019で発表される計画でした。
少なくとも1年の開発期間がかけられていたこのスピーカーの計画中止は、Googleにとっても
ファーウェイにとっても大きな損失かもしれません。The Informationによれば、
両社はファーウェイ製のスマートフォンをAndroid Autoに対応させることも協議していたとのこと。

過去のGoogleとファーウェイの関係を思い返せば、両社が複数の新製品で密接に協力していたとしても
不思議はありませんが、トランプ政権が外交戦略でファーウェイを標的にしたとき、
その関係は前進しなくなったと言えるでしょう。

大阪で行われた米中首脳会談ではトランプ大統領がファーウェイへの部品供給を一部解除すると
発言したことが大きく報じられたものの、実際のところはいわゆるエンティティ・リストから
ファーウェイの名前が取り除かれるわけでもなく、米国からファーウェイ向けに輸出される品目の
基準が若干引き下げられたに過ぎませんでした。

このような状況のままでは、Googleとファーウェイのスマートスピーカーが世に出る可能性は非常に低く、
両者が共同で製品開発をすることもなさそうです。

https://japanese.engadget.com/2019/07/29/google-9/

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